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アクアソムリエが教える、水の飲み方・選び方

アクアソムリエが教える「水の飲み方・選び方」

※当ページの料金は全て税込み表記です。

こんにちは。アクアソムリエの鶴田雅人です。

お水の飲み方や選び方について、意識をされたことってありますでしょうか。

この記事では、お水に関する基礎知識を、できるだけ日常に活かせるような形でお伝えできればと思います。

アクアソムリエ 鶴田雅人《著者》鶴田雅人
水の専門家「アクアソムリエマイスター」(日本アクアソムリエ協会認定/公認講師)として活動。国内外のミネラルウォーターを飲み比べ、水の味・硬度・ミネラルを日々研究。「月曜から夜ふかし」「99人の壁」などメディア出演も多数。
目次

お水の飲み方について

1日2リットル飲んだ方がいいは本当か?

性別・年齢・体格などにより異なりますが、人間の約60%くらいは水であると言われています。
それで、季節や運動量によっても変わりますが、だいたい1.2L〜2L/日くらいのお水を飲むことが必要です。

尿や便で1.6L、汗や呼吸などで0.9Lの水が失われるので、計2.5L/日がいわば支出です。
この2.5Lに合う分だけ飲まないと、収入と支出が合わない・・・となります。

体内で合成される水が0.3L、なので食事+飲み水で残りの2.2Lを補う必要があります。
和食中心、野菜多めの食事だと、3食で(食事そのものに含まれる水分として)1.0Lくらい摂れるのですが、洋食だったり簡単な食事だと、0.5Lとか、あるいはもっと少なくなります。
なので、運動量にもよりますが、1.2L〜2Lくらい飲んだ方が良いですよ、というお伝えになります。

参考:厚生労働省「健康のための水」

無理なく必要量を摂れる飲み方

一度に多くの量を摂取するのは大変ですので、コップ1杯(200ml前後)を、1日6-10回に分けていただくのが良いと思います。

朝昼晩の食事に合わせると3回になるので、あとは起床、入浴、就寝、運動前後など、生活習慣やタイミングでルーティンにしてしまうのが、無理なく飲みやすいです。

コップに入った水の画像

お茶やジュースではいけない?

お茶やコーヒーだとカフェイン、ジュースだと糖分を同時に摂取することになるので、お水の方がより望ましいでしょう。

お水の選び方

軟水と硬水について

よく軟水、硬水と耳にするかと思いますが、硬度は、お水の中のカルシウムとマグネシウムの量で決まります。

WHOの基準だと、60mg/Lまでが軟水、120mg/Lからが硬水とされていますが、これだと、120mg/Lを超えるものはすべて硬水となってしまうので、
日本アクアソムリエ協会では、理化学辞典の分類に基づき、178mg/L未満を軟水178-356mg/L未満を中硬水356mg/L以上を硬水としています。
※参考:厚生労働省「食品健康影響評価の結果の通知について」
※参考:長野県薬剤師会「硬水と軟水」

軟水がいいか硬水がいいかは、個人の嗜好やライフスタイルによっても変わりますが、硬水を摂り慣れない方の場合、マグネシウムがお腹に作用する場合がありますので、まずは少量から試してみてください。
体質に合うようであれば、硬水の方がミネラル量が多いため、カロリーのないお水でミネラル補給ができる、というメリットもあります。

お料理や飲み物への生かし方

お米を炊いたり、お茶を淹れたりするのには軟水が向いています。
一方で、お肉料理を煮込んだりする場合は、硬水の方がアクがよく出るとされています。
参考:辻調グループ「料理と水の相性を知ろう」

安いミネラルウォーターは大丈夫?

よく聞かれる質問ではあるのですが、お水のラベルの裏側を見てみてください。
ラベルの裏側には、お水の情報がたくさん載っているので、ぜひ見る習慣をつけてもらえると嬉しいです。

ラベルの裏側を見て、「品名:ナチュラルミネラルウォーター」となっていれば、品質表示ガイドラインの示す「沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしていないもの」となるので、一定の品質の担保が取れていると考えて問題ありません。
あとは、賞味期限の残存や、ボトルにへこみや外傷がないかなどを見てください。

ミネラルウォーターのパッケージ裏面

参考:厚生労働省「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」

ミネラルウォーターがいい?水道水がいい?

何を飲むかというよりは、最初にお伝えしたように、1.2L〜2Lほどの、自分にとっての必要量を摂ることの方が大切なので、極論を言えば、どちらでも構いません。

ただ、アクアソムリエという立場上、両方について補足をしますと、
まずミネラルウォーターは基本的に地下水=地面より下の綺麗なお水を原料とし、加えて国産品であれば工場で衛生的に処理をされる(または一部ヨーロッパのものであれば、無殺菌が担保される)保護された採水地からボトリングされたもの、になります。

一方で、水道水も浄水場で衛生的に処理され、水道法に基づく水質検査をクリアしたものになるので、基本的にそのまま飲んでいただいても構いません。
ただ、塩素の食味が気になる場合や、またご家庭の配水管の状態はそれぞれに異なるため、気になるようであれば浄水器を付けていただいて、不純物などを取り除いていただくのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

特に最近は夏の猛暑日が増えていますので、熱中症予防に、たくさん水分補給をするようにしましょう。
ただ、ただ飲んでくれと言われてもなかなかそんなに飲めないよ、というお声も耳にしますので、ぜひ、自分にとって飲みやすいタイミングを見つけて、習慣づけてもらえると、とても良いと思います。

あとは、ミネラルウォーター/水道水、軟水/硬水など、お水を選ぶ楽しみを少しでも感じてもらえると嬉しいです。
おすすめしたいのは、お水の味の違いを感じるには、2つ以上の銘柄を同時に開けて、飲み比べてもらうと分かりやすいです。

なかなか、2本同時に開けるってやらないかと思うんですが、これをやることで、「お水の味の違いなんて考えたことなかったけど、違うんだね」という感想をいただくことが多いので、超おすすめです。

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